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  紙芝居で学ぶ自然生態系と環境問題 > カニムシと落ち葉の下のいきものたち
   
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 8.
大きな木が空を覆っている場所まで
やってきました。
地面は少し暗くなっています。
すると、白い糸のようなものが
くっついた落ち葉が見えます。

(カタツムリ)「ここの落ち葉は、じめじめしていて
とても食べやすそうだ。」
(カニムシ)「もしかして、この白い糸は落ち葉を
食べているのかな。」
カニムシはひとりごとのようにつぶやきました。
2匹はこの白い糸に沿って歩いていきます。

どんどん歩くと、白い糸の上から
伸びているカビやキノコが見えてきました。
実は白い糸は菌糸(きんし)
といって、カビやキノコの正体なのです。
カビやキノコはこの白い菌糸を
伸ばし、落ち葉や枯れ木の中
にまで入り込んで分解して、
栄養にして生きているのです。

カニムシが考えていたとおりでした。  
   
 


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