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あらゆるいきものにとって住みよい環境を育むために。


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実験研究活動実施事例


人といきものの共存を可能にする環境づくりのため
土屋環境教育振興財団は様々な実験や研究活動に取り組んでいます




ゲンジボタル育成研究

◆ ホタル育成施設の設置
ホタル育成技術の実験のため、大垣市内の豊富な地下水を利用しゲンジボタルの幼虫を育成する施設を設置。平成22年6月からホタル育成を開始。以降毎年ホタル幼虫を育成している。
2010(平成22)年にホタル育成施設設置を設置し育成実験を開始。

建築工事5月13日〜6月13日
育成プラント設置工事6月14日〜6月20日
初齢幼虫放流6月21日〜6月27日
育成期間6月21日〜2011年3月上旬





◆ ホタル育成観賞用システム・ホタルームの実験検証
 
ホタルーム全体の姿  ホタルーム内部で光るホタル成虫
  •  都市部もしくは室内でホタルの生態を観察し、体感できる設備として開発研究しています。
  • 平成23年度から実証実験を開始、幼虫の育成状況も良好で、平成24628日には、成虫の飛翔が確認出来ました。
  • 現在、安定的な産卵と育成、及び、ゲンジボタルの成虫飛翔数の減少対応を確認しています
 



◆ ホタル育成観賞用システム・ホタルームミニの開発と実験検証
 
  • 平成23年度開発したホタルームの汎用機種としてホタルームミニを開発しました。
  • サイズはW350×W600×H500で、デスク上にて設置可能です。
  • エアーポンプとウォータークーラーを搭載しています。現在、今年度の飛翔確認の効果検証を実施しています。




土壌汚染改良剤比較実験

バイオレメディエーション技術を用いた油汚染土壌浄化室内試験を実施。
2010(平成22)年4月〜2011(平成23)年7月の15ヶ月にわたり検証。
 
 
  
ここで行ったバイオレメディエーションは微生物が油分を分解する作用を利用した浄化方法。
海外企業のバイオレメディエーション技術及び、日本国内で実用化されている
添加剤を用いた複数の手法を比較検証し、データ収集を行った。