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記:T.KODAMA 「コスモス(宇宙)」1980年朝日放送にて放映。天文学者のカール・セーガンがオペレーターを務め、宇宙の神秘や時空の秘密、生命誕生の素晴らしさなどを特殊な視覚効果を駆使して13話に渡り放映した大型ドキュメンタリー番組。当時、私は高校生であった。天文学の知識も無く環境配慮も欠如し、ましてや空間の歪みや光速度不変の原理も知らない私にとっては衝撃的な内容だった。疑似的に繰り広げられたテレビアニメの中の宇宙とは明らかに異質であり、科学的根拠に基づく実証や論地的思考への憧れを煽ったテレビ番組でもあった。 あれから27年。「地球天文台」(あの宇宙を知り、この地球を知る。)の環境イベントを運営する事となる。時に2007年12月8日(土)。会場はソフトピアジャパン・ソピアホール。310名の親子が参加した。主催は(財)土屋環境教育振興財団と(株)土屋組。プロデュースは環境イベントとして3年連続の企画・構成となる放送作家の小山薫堂さん。そして、天文学者の阿部新助さん、ロシア人宇宙飛行士のセルゲイ・アウデエフ氏を迎え、大平貴之さんが開発した世界最高性能を誇るプラネタリウム「メガスターU」をモチーフに、無重力空間での生活や隕石の調査などを来場者に伝えた。その後、子供達へのプレゼントとして渡したミニプラネタリウムの説明があり、家庭でも宇宙の神秘さを体験出来るよう製作の留意点などをレクチャーした。地球上では想像できない無重力での暮らしぶりを始め、実際に宇宙を体験したセルゲイ氏の話は子供の頃に憧れた惑星間航行などを思い出す事となった。
今から3年ほど前。日本人の宇宙飛行士である毛利衛さんと話した事がある。毛利さんは、「宇宙から見た地球は、暗闇の中にポッカリと浮かんで、本当に綺麗な青色をしている。」
と答えた。セルゲイ氏を含め、全ての宇宙飛行士は様々な生命が宿るこの地球を愛しく想い、限りある命の儚さと、何十億年も続く生命の輪廻を思い浮かべるという。 地球温暖化や森林破壊、大気汚染・水質汚濁を始め、ゴミ問題や生態系破壊など、地球環境が激変している今こそ、宇宙に一つしかないこの奇跡の惑星を実感する事こそが、環境を守る第一歩なのかもしれない。生まれくる新しい生命に「地球にようこそ」と胸を張って言えるように・・・・・
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