財団法人 土屋組環境教育振興財団
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地球音楽会 〜音楽を通じて地球環境を考えよう〜

開催期日 平成18年11月23日(木・祝日)
開催時間 受付 13:00〜 開演13:30〜
開催場所 岐阜県大垣市加賀野4-1-7
    ソフトピアジャパン・(3F) ソピアホール
共   催 財団法人土屋環境教育振興財団
株式会社土屋組
後   援 岐阜県
    岐阜県教育委員会
    大垣市
    大垣市教育委員会
協   賛 J−WAVE(81.3FM)
    サントリー株式会社
開催目的 地球音楽会
〜音楽を通じて地球環境を考えよう〜

と題し、普段あまり体験する事のできない「水」と「グラス」を使った演奏会を通じて、私たちにとって大切な「水」について楽しく学習し、地球環境への関心を啓蒙致します。
   
   
入場料 無料
参加人員 196名

 ■プロデュース:小山 薫堂(こやま くんどう)
 ■ナビゲーター:岩崎 元是(いわさき もとよし)
 ■ゲスト:ナディア・ギフォード

 

 
 
 
 

曲水の宴に想いをはせて!   記:T.KODAMA

 「曲水の宴」毎年3月3日の桃の日または3月上巳の日に、朝廷や公家の間で行われてきた年中行事。流れる水のほとりに座り、上流から杯を流して自分の前を流れ過ぎないうちに詩を作りながら杯をとって酒を飲み干す。そして杯を更に下流へ流すという風雅な宴。

 清浄な水の流れと初春の季節が恋を唄い、世俗の時事がその時代を反映し、31文字の詩の世界を作り出していく。必須アイテムは、水そして自然。作り手にとって綺麗な水と豊かな自然の存在は、イマジネーションを膨らませる為に不可欠なものであろう。

 そして現在!蛇口をひねれば、当たり前のように水が出る。飲料水としては十分だが、より良質な水を求める国民。ここの湧き水はコーヒーに良い、この水は神様の御利益がある。水の有り難みを肌で知っている人達。「水と治安はタダの国。」しかし、この言葉も神話になってしまった気がする。

 平成18年11月23日、曇天、「地球音楽会」の開催。場所はソフトピアジャパン・ソピアホール。

 196名の親子が参加した。主催は(財)土屋環境教育振興財団と(株)土屋組。

 プロデュースは去年の「地球食堂」に引き続き放送作家の小山薫堂さん。そして、作編曲家の岩崎元是さんをナビゲーター、歌手のナディア・ギフォードさんをゲストとして迎え、水と音楽をモチーフにしたイベントを開催した。

 また、「水育」と題し、(株)サントリーのキッズ・ドリームプロジェクトのチームが水環境の大切さをレクチャーしていった。動物も植物も、全ての生物が水を必要としている。しかし、使える水は僅かである。

 水の惑星・地球でありながら、ほとんどが海水である現実。近年その大切な水が枯渇し汚染されている事実。衝撃的であった。清浄な水を求める国民であるからこそ、水環境の改変と無駄使いは避けたいと思う。
 
 故に大切な水。それを、音楽と共に体感しようとの試み。それが「グラスハープ」。ゴブレットに水を入れ、グラスの縁周りを指で擦るとバイオリンに似た音が出る。水の入れ具合によって音階を作り出す事も可能。参加者196名全ての人が体感した。

 そして全員で「キラキラ星」の合奏。上手く出来るか不安であったが何とか合奏出来た。古くから水を利用した音作りは存在する。先人達が施した水琴窟や獅子脅し、或いは日本庭園の滝やせせらぎも水によって作り出される音。彼らが何を求め、何を大切にしたかったのか?水環境の保護や保全を考えるならば、この国の先人達の願いや想いを訪ねる必要がある。

 我々の体内には約70%の水が含まれるという。体内で水を合成する事は出来ない。つまりは、飲み続けなければ体さえも維持出来なくなる。その水の枯渇や汚染を防止するのは環境問題を考える際の優先事項ではないだろうか?また、四季折々の豊かな自然を未来に渡って維持存続するには、人々の環境モラルの構築が急務だと感じた。

「曲水の宴」が水道水にならないように・・・・
「自然の音」が体感出来なくならないように・・・・

地球音楽会で使用しましたグラスハープ用(A4サイズ)楽譜
※歌詞は著作物の為、掲載しておりません

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